この記事では、UVIエフェクトを一般的なDAWのプラグインとして扱う際の手順ついて解説します(例:Thorus):
Ableton Liveでの手順
ここではThorusとAbleton Live 10を例に、リターントラックに追加する手順について解説します:
- ブラウザのカテゴリ欄からプラグインを選択し、右横の欄からUVIの箇所の表示を広げます。
- プラグインの一覧からThorusをリターントラックにドラッグ&ドロップします。この例ではA Returnトラックにドロップします。
- オーディオトラックのSends Aのノブを上げて、リターントラックのThorusに信号を送ります。A Returnトラックのレベルメーターが振れ始めれば、信号が送られていることになります。
- A Returnトラックのラベルクリックします。
- プラグイン画面が表示されない場合は、Thorusのプラグインボックスのレンチアイコンをクリックします。
- Thorusの画面でMIXスライダーを右一杯の100%ウェットに設定して、リターントラックに適したエフェクト音のみの出力にします。
Ableton Liveでのプラグインの扱いに関する詳しい情報、そちらのユーザーマニュアルをご参照ください。
Cubaseでの手順
ここではThorusとSteinberg Cubase 10を例に、FXセンドに追加する手順について解説します:
- トラックのSendsタブをクリックして表示を展開します。
- 空のセンドスロットをクリックして、メニューからSend 1 にFXチャンネルを追加…を選択します。
- そして表示された追加画面のエフェクトメニューからThorusを選びます。
- Thorusに適切な量の信号が送られるまで、センド量を調節します。
- エディターボタンをクリックしてThorusの画面を表示します。
- Thorusの画面でMIXスライダーを右一杯の100%ウェットに設定して、AUXトラックに適したエフェクト音のみの出力にします。
Cubaseでのプラグインの扱いに関する詳しい情報、そちらのユーザーマニュアルをご参照ください。
Digital Performerでの手順
ここではThorusとMOTU Digital Performer 10を例に、AUXトラックに追加する手順について解説します:
- トラック上の空のセンドスロットをクリックします。
- メニューから信号の送り先を設定します。この例では、新規ステレオバンドルからステレオバスの bus 1-2 を選択します。
- 設定をしたオーディオトラックのセンドスロットのセンドレベルを上げ、bus 1-2を入力に設定した新規追加のAUXトラックのインサートスロットを右クリックし、メニューからUVI > Thorusを選択します。
- スロットをクリックして Thorus のエディター画面を表示します。
- Thorusの画面で、MIXスライダーを右一杯の100%ウェットに設定して、AUXトラックに適したエフェクト音のみの出力にします。
Digital Performerでのプラグインの扱いに関する詳しい情報、そちらのユーザーマニュアルをご参照ください。
UVI effect in Logicでの手順
ここではThorusとLogic Xを例に、AUXトラックに追加する手順について解説します:
- トラックの Sends スロットをクリックします。
- メニューから信号の送り先を設定します。この例では、Bus > Bus 1を選択します。
- センドノブをあげて、AUXトラックへの送り量を設定します。
- 新規作成されたAUXトラックのからスロットをクリックし、メニューからAudio Units > UVI > Thorus > ステレオ を選びます。
- Thousの画面で、MIXスライダーを右一杯の100%ウェットに設定して、AUXトラックに適したエフェクト音のみの出力にします。
Logicでのプラグインの扱いに関する詳しい情報、そちらのユーザーマニュアルをご参照ください。
ここではThorusとPro Tools 12を例に、AUXトラックに追加する手順について解説します:
- センドスロットをクリックし、信号の送り先を設定します。ここでは、バス > Bus 1-2 (Stereo)を選びます。
- ステレオのAUXトラックを新規作成します。
- 新規作成されたAUXトラックの画面のI/Oで入力ソースを、Bus 1-2 (Stereo)に設定します。
- AUXトラックインサートスロットをクリックし、メニューのマルチチャンネルプラグインの項目から、UVI > Thorus を選択します。
- センドフェーダーを表示し、フェーダーを上げます。
- インサートスロットをクリックして、Thorusのエディター画面を表示します。
- Thorusの画面で、MIXスライダーを右一杯の100%ウェットに設定して、AUXトラックに適したエフェクト音のみの出力にします。
Pro Toolsでのプラグインの扱いに関する詳しい情報、そちらのユーザーマニュアルをご参照ください。
Reaperでの手順
ここではThorusを例に、Reaperの別のオーディオトラックに追加する手順について解説します:
- 新規のAUXトラックとして扱うためのオーディオトラックを作成し、そのトラックの FX ボタンをクリックします。
- Add FX 画面で、Thorusを選択します。
- ソーストラックの I/O ボタンをクリックし、トラックの送り先を追加します。
- 設定画面では、Sendの箇所で、Thorusを設定したトラックを追加します。この例では、トラック1の設定画面で、トラック2の"Chorus”を設定します。
- トラック設定の追加後、送る量を設定します。
- Thorusの画面で、MIXスライダーを右一杯の100%ウェットに設定して、AUXトラックに適したエフェクト音のみの出力にします。
Reaperでのプラグインの扱いに関する詳しい情報、そちらのユーザーマニュアルをご参照ください。