この例では、予めUVI Workstationを8パートに設定し、各パートのMIDIチャンネルと出力を個別に設定します。
- MIDIチャンネルは、パート1 > MIDIチャンネル1、パート2 > MIDIチャンネル2…
- オーディオ出力は、パート1 > Main Out、パート2 > Out 2、パート3 > Out 3…
1. LiveセットでMIDIトラックを8つ作成します。
2. UVI Workstationを最初のMIDIトラックに追加します。
3. MULTIボタンをクリックしてUVI Workstationの表示をマルチパートビューに切り替え、パートのMIDIチャンネル設定がA1、A2…とA8まで設定されていることを確認します。
メモ:パートが足りない場合は、画面上の”+”アイコンでパートを必要な分だけ追加します。
4. 次にSETTINGSボタンをクリックして、UVI Workstationの表示を切り替え、OUTPUTの項目を上から、Main Out、Out 2、Out 3…Out 8に設定します。
5. 2番目のMIDIトラックに”External Instrument”デバイスを追加し、MIDI出力とオーディオ入力をUVI Workstationのパートに合わせます。External Instrumentデバイスの設定項目は次の通りです:
- “MIDI to”の上メニュー(出力デバイス設定)でMIDI出力先をUVI Workstationに設定します。この例では”1-UVIWorkstation”
- “MIDI to”の下メニュー(チャンネル設定)で、MIDIチャンネルを設定します。例えば、トラック2なら”2-UVIWorkstation”
- “Audio From”メニューでUVI Workstationからの出力を設定します。例えば、トラック2なら”3/4-UVIWorkstation”(=UVI WorkstationのOut 2)
6. 残りのMIDIトラックも同様にExternal Instrumentを追加し、設定をします。
すべての“MIDI to”の上メニュー(出力デバイス設定)は”1-UVIWorkstation”に設定します。
そして、トラック3の“MIDI to”の下メニューを”3-UVIWorkstation”、“Audio From”メニューを”5/6-UVIWorkstation”に設定します。
トラック4は“MIDI to”の下メニューを”4-UVIWorkstation”、“Audio From”メニューを”7/8-UVIWorkstation”と、順番に設定します。
メモ:UVI Workstationの出力バスとLive上の表示は、Out 2 = 3/4-UVIWorkstation、Out 3 = 5/6-UVIWorkstation、Out 4 = 7/8-UVIWorkstation…となります。
7. すべての設定を完了すれば、UVI Workstationの8つのパートをLive上の8つのトラックで個別に扱うことが可能になります。
演奏をするには、目的のパート(トラック)のレコードアームボタンをオンします。