この例では、Cubase 9.5で、UVI Workstationを8パートに設定し、それぞれにMIDIトラックと個別の出力を加えて作業に臨む手順について解説します:
- 右側のVSTiタブで、ラックの箇所をクリックしてメニューからUVIWorkstationVSTを選びます。(図例はeco表示からの選択で、見つからない場合は、このメニューの検索欄右横の▼ボタンメニューで“デフォルト”を選択して、検索欄に“UVI”と入力します。)
- MIDIトラックを作成するかどうかのメッセージが表示されましたら、作成をクリックします。
- VSTiラックのUVI Workstation名右横の▼ボタンメニューで出力有効を選択し、必要な出力を有効にします。(この例では8パート使用しますので、UVI Workstation8までをオンにします。)
- 次にUVI Workstationの画面でMULTIをクリックして、マルチ画面に切り替えて、+の箇所をクリックして、パートを追加します。(ここでは4回クリックして8パートにします。)
- それぞれのパートが個別のMIDIチャンネル(パート1 = A1、パート2 = A2...パート8 = A8)になっていることを確認して、各パートに音色を追加します。
- SETTINGタブをクリックして、OUTPUTの箇所で各のパートの出力を設定します。 (この例ではパート1 = Main Out、パート2 = Out 2...パート8 = Out 8に設定します。)
- CubaseにMIDIトラックを7つ追加します。プロジェクトメニューからトラックを追加、そしてサブメニューからMIDI...を選択します。そして表示された画面で数を7に設定して、トラックを追加ボタンをクリックします。
- MIDIトラックの追加後、各トラックのインスペクター(Inspector)で、MIDIトラックの出力をUVI Workstationに(図例ではトラック10 = UVI Workstation 2...トラック16 = UVI Workstation 8に)設定すれば、準備完了です!