Drum Designerにはマルチ出力(Multi Out)のためのプリセットが用意されています。以下、各パートのUVI WorkstationまたはFalconの出力割り当てになります:
- Main Out > エフェクトのみ(ウェットシグナル)
- Out 2 > Kick
- Out 3 > Snare 1
- Out 4 > Snare 2
- Out 5 > Clap
- Out 6 > Cymbal 1
- Out 7 > Cymbal 2
- Out 8 > Cymbal 3
- Out 9 > Cymbal 4
詳細はDrum Designerユーザーマニュアルをご覧ください。
以下、Ableton LiveでのDrum Designerのためのマルチ出力設定例(8トラック)になります:
- MIDIトラックを作成し、そこにUVI Workstationをプラグインとして追加します。
- UVI Workstationで、Drum Designerのプリセット:2 Kit - Multi Out を開きます。
- Liveセットにオーディオトラックを8つ追加し、それぞれにDrum Designer各パートに合わせて名称変更をします。(Kick、Snare 1、Snare 2、Clapなど)そしてこれらのオーディオトラックのAudio Fromの上のドロップダウンメニュー(入力タイプ)で、UVI Workstationを選択しておきます。
- そして各トラックのAudio Fromの下のドロップダウンメニュー(入力チャンネル)で以下の通りに設定をします:
- Kick > 3/4-UVIWorkstation
- Snare 1 > 5/6-UVIWorkstation
- Snare 2 > 7/8-UVIWorkstation
- Clap > 9/10-UVIWorkstation
- Cymbal 1 > 11/12-UVIWorkstation
- Cymbal 2 > 13/14-UVIWorkstation
- Cymbal 3 > 15/16-UVIWorkstation
- Cymbal 4 > 17/18-UVIWorkstation
これでDrum Designerの各パートは、Ableton Live上で個別にオーディオエフェクトをかけられるようになります。(UVI WorkstationのMIDIトラックからはウェット信号のみが出力されます。)