新装備のライブラリーブラウザー
新設計のブラウザー
UVI Workstationのバージョン4では、より快適なサウンド検索のための新設計のブラウザーを実装しました。この新しいユーザーインターフェースは、高速で直観的な体験を提供し、検索機能の改善、 お気に入り、タグ付け、そしてシンプルなレイアウトを備えています。Falconでの音色やプリセットブラウジングがとても簡単になりました。
オーディオプレビュー
UVI Workstationの新機能であるオーディオプレビューによって、プリセットを読み込む前の試聴が可能になりました。UVIカタログ全体の全プリセットにオーディオプレビューが追加されており、作業の流れを中断せずに、素早く最適なサウンドを見つけることを手助けします。
プリセットタグ
UVIカタログ全体にタグ機能が導入され、検索の効率化が図れます。5万を超えるプリセットに細かくタグが付けられており、検索結果をタグで絞り込むことで、必要なサウンドをこれまで以上に簡単に見つけることができます。
要件と一般情報
UVI Workstationの新しいライブラリブラウザー機能を最大限に活用するには、以下をご確認ください:
- UVI Workstationが最新バージョン(4.0.0以降)であることを確認します。Falconインターフェースの左下隅で現在のインストールバージョンを確認できます。
- UVI Portal経由で最新のタグライブラリー(Tag Lubrary)をインストールします。
- UVIサウンドウェア(サウンドバンク)がUVI Portalを通じて最新の状態になっていることを確認します。
- UVI WorkstationのPreferences > SoundBanksタブで、すべてのサウンドバンクの場所(Search Path)に「Indexed」設定が有効になっていることを確認します。
- ライブラリーブラウザーで自動プレビューがオンになっていることを確認します。(ブラウザーの右下にある青い三角形のアイコンをクリックして点灯状態にします。)
- 不要な検索フィルターが誤って適用されていないか確認します。(検索欄が入力されていない状態にします。)
- 表示設定が正しいことを確認します。ライブラリーブラウザーの右上にある「お気に入り」スイッチの状態(星アイコンのオンまたはオフ)、検索対象が「音源」、「サウンド」のどちらに設定されているかどうか(鍵盤アイコンか波形アイコンのどちらがオンになっているのか)を確認します。
なお、「TagLibrary.ufs」はサウンドバンクファイルではありませんので、ブラウザーにマウントする必要はありません。これは、UVIライブラリー(サウンドバンク)内のプリセット試聴用のオーディオプレビューファイルを含んでいます。
ライブラリーブラウザーを開くには、シングルモードの画面上端のプリセット名のダブルクリック、マルチモードの任意パートのプリセット名のダブルクリック、メニューから「Show Browser(ブラウザーを表示)」を選択のいずれかの操作をします。
対応製品
現行のUVI製品はすべてライブラリーブラウザーに対応します。
レガシー&完了製品には、プリセットタグやオーディオプレビューが用意されていない場合があります。従いまして、これらのサウンドバンクファイルを専用の場所に移動することを推奨します。
旧製品のために用意した場所は、UVI WorkstationのPreferences > SoundbanksタブのSearch Pathに追加し、「indexed」設定を無効にします。このことで、ライブラリーブラウザーの表示から除外できます。
データーベースのリセット
ライブラリーブラウザーの検索バー左端の虫眼鏡アイコンを右クリック(またはcontrol + クリック)で以下のコマンドにアクセスできます。
- Clear non available volumes - 利用できないボリューム(サウンドバンクファイル)をデータベースから削除します。
- Reset database - データベースをリセットします。(お気に入り登録には影響しません。)