FALCONチュートリアル300:イベントプロセッサー
イベントプロセッサー(Event Processor)は、MIDI信号を処理するプロセッサーで、キーボードやシーケンサーから入力されたMIDI信号を独自のイベントに変換します。イベントプロセッサーは、微細なものから劇的なものまで、演奏の表現力の幅を広げる際に役立ちます。 イベントモジュールはMIDI信号専用のエフェクトとしてご理解ください。またこの中のスクリプトプロセッサー(Scipt Processor)は操作画面のカスタマイズを含む洗練された高度なデバイスです。 おそらく最もよく使われるイベントプロセッサーはアルペジエーター(Arpeggiator)、マイクロチューナー(Micro Tuner)やコーダー(Chorder)、ハーモナイザー(Harmonizer)、ストラム(Strum)などのMIDIフィルターでしょう。これらのモジュールは演奏や表現力の幅を広げるのに適しています。 以下の項目ではこれらのデバイスの操作や活用方法について解説します。 各プロセッサーに関する詳細はマニュアル巻末付録 A: モジュール > イベントプロセッサーの項目に記載しています。