OSCはネットワークを使用した異なるコンピューターとオーディオデバイス間の通信規格です。OSCは一般的にソフトウェアのリモートコントロールに使用します。例えば、ネットワークの中心にあるシーケンサーから、ネットワーク上の複数のコンピューターにインストールされているFalconを演奏したり、ワイヤレスのモバイルデバイスのタッチスクリーンで操作をしたりする際に使用します。
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まず、FalconのOSCサーバーはオンにする必要があります。ツールバーのメインメニューからPreferences > OSCタブを開き、Open Sound Control Serverをオンにします。このことで、他のOSC対応アプリケーションがFalconをネットワーク上で見つけることができます。サーバーが有効になると、自動でネットワークで認識されるFalconの名前とポート番号が表示されます。
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OSCサーバーの有効後、OSCに対応したアプリケーションまたはデバイスを使用して、Falconをリモートコントロールできるようになります。Falconのパラメーターは1つずつ、個別のOSCパスによって認識され、リモートコントロールできます。OSCパスはこのように表示されます:”/uvi/Part 3/Program/Layer 1/Gain”。OSCパスはパラメーターの右クリックで、メニューのOSCの項目で確認できます。
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この右クリックメニューでは、OSCパスをコピーすることができます。OSCパスのクリップボードコピーは、OSCが装備されたアプリケーションでそのパラメーターを操作する際の設定に役立ちます。