UVI音源のピッチベンド幅は、業界の通例に従って、±2 semitones(±2半音)に設定されています。
Synth Anthology 4など、いくつかのUVIサウンドウェアにはピッチベンド設定が用意され、最大で12 semitones(1オクターブ)の設定が可能です。(この例では音源のEDIT画面でMAINとSUBオシレーターそれぞれに用意されています。)
音源の画面に用意されていない場合、あるいはピッチベンド範囲をさらに拡張したい場合は、Falconが必要になります。その際の手順は以下の通りです:
- 画面左サイドバーのTreeビューを開き、モジュレーションノードの表示をオンにします。 (Pitch Bendノードを見つけられない場合)
- プログラム階層(下の図例ではPart 1)からPitch Bendを見つけてクリックをします。すると画面中央のEDITタブ下端の Modulationセクションにピッチベンドモジュールが表示されます。
- Ratioスライダーで目的の値に設定します。(最大48 semitones/4オクターブ、マイナス値に設定した場合、ピッチベンダーは逆の動きをします。)