Meteor、UVIのスウェル&インパクトデザイナーはチェック済みでしょうか?この製品のメインデザイナーであるAntoine Martinから得た豊かなイマーシブサウンドを創造するヒントと秘訣をいくつかご紹介します。すでにお持ちの方はぜひご参考にしてください。ご検討中の方は、導入のきっかけになれれば幸いです。
この音源についてご存知ない方は、この記事末端のリンク先、紹介記事やビデオをまずご確認ください。
- Riseの設定
自分がこれを使う場合、常にサンプルのランダマイズから始めます。そして、3つあるサンプルを左右とセンター、それぞれに設定します。そしてステレオ効果を生み出すために、左右サンプルのCURVEパラメーターを急激な設定にします。このことでライズサウンドが終わりに近づくにつれて、段々広がっていくようになります。また、PITCH調節したり、“Curve”をソースモジュレーションにすることで、音はより活発な感じになります。
- Impactの設定
シンプルなキックやパーカッションを選ぶと良いでしょう。個人的には“PRC Large Hit 1”や“WDR Tambour Body”から始めることが多いです。そしてFILTERをTILTにしてローエンドをブーストします。さらに躊躇うことなく、リバーブをたっぷり掛けます。密度と個性を加えるのにフィールドレコーディング素材のを1つ用意します。左のSHAPEノブでトランジェントを鋭くし、TILTモードに設定したフィルターでハイエンドを強調します。次にすることはOFFSETパラメーターでキックを10〜20ミリ秒程度後ろにズラします。この左下のノブは、インパクトレイヤーのトランジェントが圧倒的過ぎてしまうことを防ぐ際に便利です。これでMeteorを使って良い感じに音を作るための準備ができました!